現代社会は、パソコンやスマートフォンなどの画面を見続ける時間が長くなり、疲れ目を感じる人が増えています。疲れ目は、頭痛や肩こり、ドライアイなどの原因にもなるため、しっかりとケアすることが大切です。
そこで今回は、疲れ目を癒すアイケア方法について、さらに詳しくご紹介します。
1. まばたきをする
まばたきは、目の表面を涙で潤し、ゴミや乾燥を防ぐ効果があります。意識的にまばたきをすることで、疲れ目を予防することができます。
まばたきをするポイント
- 1分に15回程度まばたきをする
- 画面を見ているときは、特に意識的にまばたきをする
- 長時間まばたきをしないように注意する
長時間まばたきをしないことで、目の表面が乾燥し、疲れ目になる可能性があります。
2. 温かい蒸しタオルを使う
温かい蒸しタオルを目に当てると、目の周りの血行を促進し、筋肉の緊張をほぐすことができます。
温かい蒸しタオルの使い方
- ぬるま湯にタオルを浸し、軽く絞る
- 電子レンジで温める
- 目を閉じて、タオルを目に当てる
- 5~10分程度そのままにする
蒸しタオルを使う際の注意点
- 熱すぎるタオルは使わない
- 目を開けたまま蒸しタオルを使わない
熱すぎるタオルを使うと、目の周りの皮膚を傷つけてしまう可能性があります。また、目を開けたまま蒸しタオルを使うと、目が乾燥してしまう可能性があります。
3. 目を休める
長時間、画面を見続けると、目が疲れてしまいます。1時間に1回程度、5~10分間目を休めるようにしましょう。
目を休める方法
- 目を閉じて、遠くを見る
- 目をゆっくりと動かす
- 目を軽くマッサージする
目を休める際の注意点
- 暗い場所で目を休めない
- スマホやタブレットで目を休めない
暗い場所で目を休めると、瞳孔が開き、目が疲れやすくなります。また、スマホやタブレットで目を休めると、画面の光が目を刺激し、かえって疲れ目になる可能性があります。
4. ツボを押す
目の周りには、疲れ目に効果的なツボがたくさんあります。
目の周りのツボ
- 晴明(せいめい):目頭の内側やや上方のくぼんだ部分
- 攢竹(さんちく):眉頭の下にあるくぼんだ部分
- 魚腰(ぎょこう):目尻の下にあるくぼんだ部分
- 四白(しはく):目尻の下、外側約1cmのところにあるくぼんだ部分
ツボの押し方
- 指の腹で、ゆっくりと押す
- 痛みを感じるほどの強さで押さない
- 押す時間は、1回30秒程度
ツボを押す際の注意点
- 力を入れすぎない
- 目を強く押さない
- メイクをしている場合は、メイクを落としてから押す
5. 目薬を使う
ドライアイの場合は、目薬を使って目の表面を潤しましょう。
目薬の選び方
- 防腐剤無添加の目薬を選ぶ
- 個別包装の目薬を選ぶ
- 人工涙液タイプの目薬を選ぶ
目薬の使い方
- 目を洗わずに、直接目薬を滴下する
- 目薬を目に入ったまま、瞬きしない
目薬を目に入ったまま瞬きすると、目薬が目に留まらず、効果が薄れてしまいます。
6. 生活習慣を見直す
睡眠不足やストレス、栄養バランスの偏りなども、疲れ目の原因になります。生活習慣を見直して、健康的な生活を送りましょう。
生活習慣の改善
- 十分な睡眠をとる
- ストレスを溜めない
- バランスのとれた食事を心がける
- 運動をする
- 禁煙する
- アルコールを控える
生活習慣を見直す際の注意点
- 急激な生活習慣の変更は避ける
- 自分に合った方法を見つける
7. その他のアイケア方法
- 遠くを見る
- 緑を見る
- 目を冷やす
- アイマスクを使う
- マッサージ器を使う
8. まとめ
疲れ目は、日常生活で簡単にできるアイケアで予防することができます。今回ご紹介したアイケア方法を参考に、疲れ目を癒して、健康的な目を守りましょう。
疲れ目は、放っておくと悪化する可能性もあります。もし、上記のようなアイケア方法を試しても改善されない場合は、眼科を受診することをおすすめします。